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電話応対とコピーライティングの共通点

こんにちは。nib.代表の北村朱里です。

少し前に電話応対の個人レッスンをさせていただいた方から、電話応対技能検定3級に合格したとの連絡をいただきました。前回に受験した時は不合格だったためリベンジしようと指導を申し込んでくれた方です。とてもうれしい! おめでとうございます!

「北村さんはコールセンター出身なのに、どうして今はコピーライターをやっているの?」と聞かれることがあります。一見似ても似つかない2つの職業ですが、私は共通する点があると思うんですよね。

耳だけ聞いている言葉は頭に残りにくい。広告コピーは素通りされやすい。だから、電話応対もコピーも「簡潔な言葉で心に留めてもらう」ための工夫が必要です。人の心を動かす目的で、人に行動を促す目的で生まれる言葉は、すべて”コピー”だと私は思っています。

そういえば、電話営業のセンターで、成績上位の人はいつ応対を聞いても「そのフレーズ、いいな!」と思わせる言葉を連発していました。周りも真似してそのフレーズを使い、成績を上げていく。お客さんの心を動かし、周りにも良い影響を波及させていく、まさにセンターにとっての名コピーライター的存在だったんだなと思います。

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