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nib.がキャッチコピーを作る時に必ずすること

こんにちは。佐賀のコピーライター・ライター / nib.代表の北村朱里です。

キャッチコピーやネーミングのお仕事を承った時、nib.が必ず行うこと。それは「クライアントさまとじっくり対話させていただく」ことです。

よく「キャッチコピーはヒラメキで作るんですよね?」「言葉が”降りてくる”んでしょ?」と言われることがあります。たしかにパッと思い浮かんだ言葉が結果として採用される場合はありますが、それも地道なリサーチやヒアリング、そしてクライアントさまとの対話が必ずベースになっているんです。

たとえば、佐賀市のテント製造会社「神野テント」さまが立ち上げるバッグブランドのネーミングやコピーを承った時。

制作に必要な最低限の情報だけなら、ディレクターさんから聞いていたもので十分でした。しかし、私は敢えて「神野テントさんにおじゃまさせてください」とお願いして、テントを作る工房に伺って社長さんとお話をさせていただいたのです。

工房の空気、使い込んだ道具、帆布を切る鮮やかな手さばき、熱のこもった言葉。そこから、会社の歴史、磨かれてきた技術、作り手としての思いが、ただの情報としてではなく実感を持って伝わってきたのでした。

もちろん、ほんの数時間もしくは数日おじゃましたからといって、クライアントさまのことがすべてわかるわけではありません。でも、実際にお会いして対話をすることで、クライアントさまご自身も気づいていないほどのコアな部分にまで手を伸ばせることがあるんです。言葉はそういうところから生まれてくる。

だからnib.では、クライアントさまと対話する時間をとても大切にしています。もちろん、コピーを作る時だけでなく、nib.に依頼するかどうかまだ決めていない段階でも大歓迎です。最初の面談は無料なので、お気軽にお声をかけてください。

【ネーミング・コピー実績】バッグブランド「TETLE」