こんにちは! nib.の北村朱里です。日本語の特徴のひとつに「語尾で意味が変わる」ということがあります。例えば「食べます」「食べません」「食べませんか?」のように。
それとリンクして、語尾の言い方を変えると相手に与える印象もガラっと変わります。もともと持っている声の特徴が、語尾次第で”強み”になるんです!
■強く印象づけたいとき
伝えたいことを相手に強く印象づけたり、頼りがいを表現したいときは、語尾を「~です」「~ます」とハッキリ言いきってみましょう。といっても、語気を強くしたり声を大きくする必要はありません。いつもの声の出し方で、語尾だけ変えればいいのです。
もしあなたの部下が、声が小さかったり、控えめな雰囲気で自信がなさそうに聞こえることが気になるのであれば「プレゼンのときは、語尾を『です』『ます』で話してみて」とアドバイスするのがおすすめです。人って”声の出し方”を変えるよりも、話す”文字”を変えるほうがハードルが低いから。こうすることでその人がもともと持っている声の特徴が生きるのです。
■やさしく印象づけたいとき
相手にやさしさややわらかさを感じさせたいときは、あえて「~と思うんですよね」「~だったりします」のような、あいまいな語尾がおすすめです。私は声が大きく語気が強いので、朝礼で注意事項を言うときなんかはキツク聞こえないようにこの言い方を心がけていました。これで「ハキハキ話すけど押しつけがましくない」というちょうどいい印象ができあがるわけです!
日本語の特徴を利用して、もともと持っている声を強みに変える簡単な方法でした。今日、ちょっとためしてみてくださいね。
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