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これやっちゃダメなの?!新入社員指導の落とし穴|nib.の研修・人材コラム(仮)vol.28

こんにちは! nib.の北村朱里です。今回は、新入社員指導あるある?な、注意しておきたいポイント3パターンをお伝えします。事前に知っておくと失敗を防げますよ!

■先輩社員に丸投げする

新入社員に社歴や年齢が近い先輩社員に指導を任せるのは良いことです!ただし、丸投げはNG。後輩指導に慣れていない、やり方や考え方がわかっていない先輩社員に丸投げすると、新入社員が育たないばかりか逆に悪影響を与えてしまい、早期退職を招く恐れがあります。さらにその状況にショックを受けた先輩社員のモチベーションが低下したり退職につながったりすることも……これでは誰も幸せになりませんよね。

先輩社員に新入社員の指導を任せる場合は、指導の方針や「いつまでに何をできるようになるといいのか」を共有することが大事!できれば教え方や接し方を事前に学ぶ機会を設けられたらベストです。

■先輩社員に同行させる

先輩社員の営業や作業に同行させて現場や顧客を学んでもらうのは良いことです!ただし「ただ同行させるだけ」になるのはNG。業務内容がよくわからないまま先輩の仕事を見せると「難しそう」「大変そう」というイメージが先行してモチベーション低下につながる恐れがあるからです。

まず机上研修やロールプレイングなどのOffJTで業務をある程度理解してもらい、それから同行させるという流れがおすすめ。また、同行後はその内容について「ああいう場面ではこんなふうにやったらあなたもできるよ」と解説してフォローしましょう。大事なのは「自分にもできそう!」という期待感を醸成することです!

■手取り足取り教える

わからないことをわかるまでじっくり教えるのは良いことです!ただし、いつまでもその教え方では自分で考えられない受け身の社員になってしまいます。もしくは「つまらない」と感じて意欲を失い、転職を考え始めることも。

新入社員の理解度を図りつつ、一定のレベルに達したら小さなタスクから自己判断で取り組んでみてもらうといった方法が有効です。いきなり実務を任せるのが不安であればロールプレイングからでもかまいません。すべて答えを与えるのではなく「〇〇さんならこういう場合はどうしたらいいと思う?」「ここまでは〇〇さんの判断で進めてみて」と、限定的な範囲からやると取り組みやすいです。

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