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インタビューライターからコピーライターになったからこそ

こんにちは。佐賀のコピーライター・ライター / nib.代表の北村朱里です。

とある新商品のブランディングに関わらせていただくこととなり、先日ちょっと離れた街まで打ち合わせに行ってきました。

リスペクトしているデザイナーさんと、素敵なクライアントさんと。いいプロジェクトになりそうで、ありがたい限りです。

こういうプロジェクトの始まりの時、私はまず「知る」ということを大切にしています。商品そのもののことだけでなく、作っている人や会社のことだったり、原材料のこと、土地のこと……一見、ブランディングには直接関係ないと思われるようなことでも、そのブランドの根幹とつながっている物事に関しては、とにかくお話を聞くようにしているのです。

言葉が生まれるのは、人の話を聞くことから。そう自然と考えられるのは、私がもともとインタビューライターで、そこからコピーライター業を(も)するようになったからだと思います。インタビュー記事も、商品名も、キャッチコピーも、書いたのは私であっても、それは決して「北村の言葉」ではなくて「お客様が伝えたい言葉」であるべきだから。

お話を聞く。それは相手が発する言葉に耳を傾けるだけでなく、双方向の対話により、それぞれが自分でも気づいていないコアの部分に手を伸ばすこと。取り出すこと。それが”素(もと)”になって、ネーミングやコピーになっていきます。

今回も、いろんな方にいろんなお話をたくさんお聞きできそうで、わくわくしています。皆さんに具体的にお知らせできる時もくるかと思いますので、どうぞお楽しみに!