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「ことばをわたす」というコピー

こんにちは。佐賀のコピーライター/nib.代表の北村朱里です。

このウェブサイトを今年の夏にリニューアルしたのですが、その時に事務所のキャッチコピーも新たに書きました。

「ことばをわたす」。

言葉というものをnib.なりに定義するとしたら、どんなふうになるんだろう。それをずっと考えた結果「渡す」という動詞がいちばんしっくりくるのではないかという答えにたどりついたのです。

「渡す」というのはどういうことなのか、こんなボディーコピーを書きました。

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目的地に向かい行く船として、
離れた世界をつなぐ橋として、
新たな領域をひらく道として、
人の温かみを伝える手として、
価値を可視化する通貨として、
気持ちを届けるギフトとして、
次代へ引き継ぐバトンとして、
おもいをのせて、わたすもの。
それが、私たちが考える言葉という道具の役割です。
良好なコミュニケーションによって、心が行き交う、
誰もが「いい人生」を創造できる世界をつくります。
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nib.にとっての言葉という道具の役割は、そのままnib.の役割だと思っています。

これからもnib.は、言葉にのせた人の思いを渡すことで、良好なコミュニケーションを生み出し、一人ひとりが自分にとって豊かな人生を創造できる社会をつくっていきます。大きなビジョンですが、自分の手の届く範囲から、コツコツと。