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【初出場の方向け】電話応対コンクールスクリプト作成のコツ

※TOP写真は平成29年佐賀県大会のときのもの

(公財)日本電信電話ユーザ協会主催「電話応対コンクール」、出場者にとって最初の難関は、おそらくスクリプト作成でしょう。今回は、電話応対コンクールスクリプト作成のコツをお伝えします。

1.まず問題をじっくり読み込む

書き始める前に大切なのはコレ。よく読まずに書き始めてしまうと、後になってそもそもの前提が違うことに気付いて書き直す羽目になることも。よく読んで、設定をしっかり把握してからスクリプト作成をスタートしましょう。

2.おおまかな構成を決める

問題をよく読み込んだら、さっそく書き始める……のではなく、「何をどういう順番で話すのか」おおまかな構成を決めましょう。これをしっかりやっておけば、書きながら方向性がブレずにすみます。

3.細かい表現は無視して、いったん最後まで書ききる

書きながら手が止まってしまう原因に、細かい表現で迷ってしまうということがあります。「〇〇ですか?がいいかな、それとも〇〇でしょうか?がいいかな」のようなレベルの言い回しを精査するのは一旦後回しにして、雑でいいので一旦最後まで書ききりましょう。

4.声に出して読みながら、細かい表現を調整していく

書いてしっくりくる言い回しでも、声に出してみると違和感がある、ということはよくあります。一旦最後まで書いたスクリプトを声に出して読みながら、細かい表現を調整していきましょう。そうそう、時間をはかってみることも忘れずに。想定する模擬応対者のセリフも入れて、2分50秒くらいにおさめておくのが理想です。

5.練習しながらどんどんブラッシュアップ

一旦最後まで書けても、これで完成ではありません。一人で、誰かに練習相手になってもらって、何度も何度も声に出しましょう。最終的にはスクリプトを「読む」のではなく、相手と「会話」するのですから、スクリプトの一言一句を暗記するのではなく、どんな流れでどんな事柄を伝えるのかを頭に入れ、身体にしみこませることが大事です。

6.できるだけ早く、スクリプトを手放す!

ここまで書いてきてなんですが、一番のポイントはここです。電話応対コンクールで重視されるのは、細かい言葉遣いよりも「全体の印象」。敬語が完璧なことよりも、流ちょうに話すことよりも、自然で、温かい人間味があって、姿は見ていなくても笑顔が感じられて、重要なポイントを網羅して情報を伝え、相手を気遣う気持ちが伝わっていることが大切。少しでも早い時期にスクリプトを手放せる(都道府県大会と同じ手元資料だけで話せる)ようになることが勝利への近道です!

スクリプト作成が早ければ早いほど、練習を早く始めることができて、練習期間が長く取れて、そのぶんだけ勝利へ近づけます。せっかく出場するのですから、ベストを尽くしましょう! ちょっとのことが、後々大きなチカラになってあなたの味方になってくれるはずです。

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