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おおむらじげたまグランプリ 新幹線お土産賞受賞!「大村こつぶピーナッツ『ひらいてくっきー』」

こんにちは。コピーライター/nib.代表の北村朱里です。

長崎県大村市の新たな商品の開発と育成促進をめざして開かれる「おおむら じげたまグランプリ」。その第10回で、オカシノフルカワさん「大村こつぶピーナッツ『ひらいてくっきー』」が、念願の新幹線お土産賞を受賞しました!

北村は、ネーミングとコピーでお手伝いさせていただいています。企画・デザインは、デザイン工房おかじ屋 くめまゆみさん。大村名物のポップなイラストをあしらったボックスと、透明カバーを使って大村の風景にシューっと新幹線が入ってくるように見せる仕掛けが楽しい! 大村の「人」のあたたかみを届けるため、パッケージの内側や封入物に大村の人からの言葉が添えられています。

なぜ「ひらいてくっきー」なのか。それは、このお土産品を通して、大村の素敵なところ、とくに人の魅力を伝えたいというコンセプトから始まりました。

大村を何も知らなかった私は、今回のお仕事にあたって、オカシノフルカワの社長や社員の方、落花生の生産者さん、大村で暮らす楽しい方々にお話を聞かせていただきました。

大きな観光地こそないけれど、魅力はいっぱいあふれている大村。オオムラザクラ、ガラスの砂浜から広がる海、空の玄関口長崎空港、そしてオープンハートな楽しい人たち。大村の人は地元の落花生を本当にしょっちゅう食べていて、殻を割って開くのがめちゃくちゃ早いという話だったり、落花生は家庭で育てて川で洗って外でゆでて食べるとか、煮物やご飯に入れたりもするとか、ビールにゆでピーナッツは欠かせないとか、そんな話を、よそから来た私なんかにも気さくにそして熱く話してくださいました。

よそ者をよそ者と思わず、外向けに盛って見せるようなこともなく、等身大の魅力でいつでもいろんな人を受け入れる。そんな大村のモノ・ヒトに触れたうえで、くめさんの企画とデザインアイデアを聞いた時、大村の魅力をひとつにつなぐキーワードとして「ひらく」が思い浮かびました。

「ひらく」にまつわる魅力がいっぱいある大村。地元産落花生の殻を割ってひらけばピーナッツの香ばしい旨味があふれだす。箱をひらいたら大村の人のあったかい言葉と美味しいクッキーがある。大村の人は、皆さんが来てくれるのを両手をひろげて待っている。来年には新幹線が開通して、これからますますひらけていく大村。大村の人も、大村に来る人も、大村にふれるすべての人に笑顔の花がひらきますように。そんな思いを込めて、また、音の響きだけでも可愛らしさと親しみやすさを感じてもらえるように、つけた名前が「ひらいてくっきー」です。

オカシノフルカワ 古川洋平社長のnoteで、コンセプトへの思いや商品名の由来がご紹介されています
https://note.com/furupondu/n/n47caf68ed475

長崎県大村市で栽培されている落花生、とってもおいしいんですよ。小粒の中にうまみがギュッとつまっているのが特徴で、とにかく香ばしくて風味豊か。やわらかめのクッキーとの食感の違いも楽しめます。

大村の魅力とフルカワさんのこだわりがいっぱいの「ひらいてくっきー」。これからの発売や新幹線土産としての展開に向けて、北村もまた全力でお手伝いさせていただきたいと思います!

メディア掲載一覧
大村市
https://www.city.omura.nagasaki.jp/furusato/kanko/joho/other/zigetama.html
長崎おおむらよかトコなび
http://omuranavi.jp/info/info_detail.html?id=156
大村商工会議所
https://www.omuracci.com/pages/132/