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「わたしらしい講座をつくるステップ5」2・3回目レポート

こんにちは。佐賀のコピーライター・ライター・講師 / nib.代表の北村朱里です。

佐賀県立生涯学習センター(アバンセ)主催「県民講師基本とスキルアップ講座『”まなび”を伝える ”好き”をシェアする わたしらしい講座をつくるステップ5』」の講師を務めています。

この講座は、自分の好きなこと、得意なこと、経験してきたことを生かして、講師として新たな一歩を踏み出したい方のためのもの。自分がやりたいことの棚卸しから始まり、それを講座のカタチに作り上げ、人前での話し方や広報の手法なども学んで、最後はミニ講座にチャレンジするという、全5回のカリキュラムです。7月30日に2回目、8月6日に3回目が行われました。

2回目 会場全体の様子。20代~80代の講師を志す皆さんが受講!

2回目の前半は、昨年度までに当講座を修了され現在は講師として活躍する「先輩」2名を招き、インタビューとグループディスカッション。「専業主婦経験を講師活動に生かしている」「昔の上司の一言が、自分の知らない強みを知るきっかけ」「チームでの活動が続いている理由」「壮大な夢や目標がなくても、楽しく生きるのが一番」など、受講者の皆さんが今後の講師活動を考えるうえでヒントになる経験談がたくさん飛び出しました。

後半は、前回に棚卸しした自分の「好き」「得意」を講座というカタチにすべく、どんな人のための講座にする? どんな目的の講座にする? を考えました。

3回目 個別に添削している様子

3回目は、広報について学ぶ回。講座のタイトルの付け方、講座の案内文の書き方、チラシやSNSで広報するときのポイントをレクチャーした後、皆さんに自分の講座のタイトルを考えてもらい、北村が添削。最後に一人ずつ自分の講座タイトルを発表してもらいました。

昨年度はゲスト講師として広報の回を担当したのですが、2回に共通していたのが「その場で添削してもらえるのが嬉しい」という感想を多くいただいたこと。短い時間の中で各自が「どんな講座をやりたいと思っているのか」を汲み取り、「言葉が思い浮かばない」と言っている方には書き始めるきっかけをアドバイスし、「書いてみたんですけど長くなってしまって」という方には言葉の削り方をアドバイスし、伝えたいことと書いていることに齟齬がある場合は言葉の置き換えをアドバイスし……という感じで、個別作業と発表トータル1.5時間ほどで12名の講座タイトルをブラッシュアップしました。

生涯学習センターの職員の皆さんの手厚いサポート、受講生の皆さんの熱意のおかげで、順調に進行しています。私自身「ライター・コピーライター・講師」としての全スキルを放出するような、この講座を担当できることが嬉しい。次回は8月20日。講座当日の運営のしかた、話し方、トラブル対処法などを学びます。

初日レポートはこちら
https://kitamuraakari.com/kihontoskill_day1/