2021.08.09
言葉と言葉以外から伝わること
こんにちは。佐賀のコピーライター・ライター・講師/nib.代表の北村朱里です。 世間のブームからだいぶ遅れてサウナにはまっており、1~2週間に1回ほど、近くのサウナがついた温泉に出かけています。 温泉では新型コロナ感染防止策が徹底されており、サウナは1時間に1回の清掃と換気が行われ、館内にはいたるところに「『黙浴』をお願いします」の貼り紙があります。 私がサウナに入っていると、従業員の方が入って来られ「すみません、清掃の時間です」。私はそうかそうかと出て、水風呂につかっていると、やがて従業員さんが清掃を終えられ、去り際に水風呂の私のほうを向いて笑顔と会釈。それがとっても感じ良くて、言葉が無くても「ご協力ありがとうございました」の意が伝わってきたのでした。 コミュニケーションには、言葉と言葉以外のものがある。私の専門領域は言葉を使うほうのコミュニケーションですが、言葉を使うときにはいつも、言外で伝わる意図や印象にも気をくばっています。 例えば、語感。以前にネーミングのお仕事をさせていただいたサロン「malieu(マリュー)」さま、言葉としては「環境」を意味する「milieu」と、オーナー…